若い知人女性から薦められた小説。
タイトルに惹かれて、即メルカリで注文。
もう、半世紀も前、ほんの一時期、大阪で電車通勤をしていて、
阪急電車にも随分とお世話になった。
仕事が終わってから夜の大学へ向かう。
急いで食べるのが日常だった、ホームの立ち食いうどんが懐かしい。
気軽に読み出したのだが、
いきなり「おっと、やられた」と思った。
なるほど、こんなシチュエーションの方法があったのか!
物語も面白い。どんどん引き込まれて行く。
で、ふと我に返って、敢えてページを閉じるようにした。
じっくり味わいたい。
毎週待ち遠しい、テレビドラマのように。
それから、約1ヵ月。
数日置きに一駅一駅。
そして、惜しくも本日読了なのだ!
大満足の一編。
読み終えたのは、2010年発行の文庫本。
で先日、メルカリをチェックして2008年の初版本をゲットした。
読書歴の一冊として、棚に飾って置きたい。
晴輪雨読
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