懐かしい、歌だ。
浜口庫之介の出世作で、タイトルは「僕は泣いちっち」。
僕の恋人 東京へ行っちっち
僕の気持ちも知りながら
なんでなんでなんで どうしてどうして
どうして 東京がそんなにいいんだろ
僕は泣いちっち 横向いて泣いちっち
淋しい夜はいやだよ
僕も行こう あの娘の住んでる東京へ
僕が小学生になったばかりの頃のヒット曲だ。
とにかく、よく歌った記憶がある。
歌ったのは、守屋浩。
先日(19日)、81歳で亡くなったそうだ。
ご冥福をお祈りしたい。
その歌う姿は、僕の思い出の中に、しっかり刻まれている
テレビが家庭に広がり始めた頃で、
当時の子供たちは、みんな“テレビっ子”に育ったはずだ。
そんな頃の、今振り返っても、ててもユニークな歌だ。
「行っちっち」「泣いちっち」
子供たちは、面白がって歌いたくなる。
同時期、やはり浜口庫之助の曲に、
ちょっとオマセな感じの「黄色いさくらんぼ」がある。
・・・
ワン ツー スリー ウーン
黄色いさくらんぼ
・・・
子供が歌うには、ちょっと抵抗があるが、
それでも楽しさ満点の曲だったな~。
さて、「僕は泣いちっち」は、守屋浩の代表曲なのだが、
僕は「星空に両手を」も大好きだ。
島倉千代子とのデュエット曲。
(作詞 西沢爽 作曲 神津善行)
星空に両手を上げて この指を星で飾ろう
君に可愛い あの星を
あなたに青い あの星を
宝石なんてなくっても
心は夢の夢のエメラルド
星空に両手をあげて
この指を星で飾ろうよ
なんとも可愛い歌。
可愛いだけの歌。
こんな、“大人の童謡”のような歌が、
もっとあって良いと思う。
晴輪雨読
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